熟練が必要な仕事を望む人は正社員・無期雇用派遣で働くことを考えるべき時が来ている


善し悪しは置いておいて、現実問題として日本社会は最近まで熟練したスキル・経験が必要な仕事もだんだんと非正規労働者が担うようにシフトしてきました。
3ヶ月契約の繰り返しで10年以上働いている派遣社員などの話もかなりあります。

 

しかし3年ルール・5年ルールによって有期労働契約の労働者(一般派遣社員・契約社員など)に長期に同じ業務をさせるのは今後難しくなります。
これが顕在化してくると企業も熟練したスキル・経験が必要な仕事を有期労働契約の労働者にさせるのを避けるようになるでしょう。

一方、雇用責任を派遣会社に負わせて、長期に同じ業務をさせることができる無期雇用派遣は一般企業には利用しやすいため、今、一般派遣・契約社員が担っている仕事のいくらかはおそらく無期雇用派遣または正社員に入れ替わるでしょう。
実際に非正規労働者を正社員に転換する企業も出てきています。
(参考記事:クレディセゾンが非正規2200人を正社員化)

 

熟練が必要な仕事を望む人は、3年ルール・5年ルールに縛られないは正社員・無期雇用派遣(※)などの無期雇用の雇用形態で働くことを考えるべきかもしれません。
何にしても有期労働契約の一般派遣社員の求人の質は今後は変わってくる可能性が高いことは肝に銘じるべきでしょう。

 


現在、派遣社員の無期雇用化の対応が派遣会社によって対応がかなり違う模様。
無期雇用化する気がない会社、ある会社 ある会社でも、今までと同じ待遇の会社、変わる会社。
派遣会社によって方針が違い一般的にはこうなるという基準が無いので 自分の派遣会社についての情報を集めて対処するしかない状況です。


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